電子カルテ "ドクターボード”の導入事例4 【宮野病院】

電子カルテを検討された理由は、管理しやすいわかりやすいカルテ作りを求めて。

紙カルテの良さにこだわるドクターたちの声とリクエストに応えて生まれた電子カルテ

使いやすさの原点へ DrBoard ドクターボード

選択のポイントは、診療スタイルを変えずに、診療の効率化を図れるシステム

ドクターボードを導入された宮野病院様のインタビューです

宮野一博医師 内科専門

宮野病院は香川県丸亀市にある81床の病院です。
昭和15年に開業以来、地域に根ざした病院として市民に親しまれています。
連携施設として特別養護老人ホームや介護老人保健施設なども増設。
さらに訪問看護や訪問リハビリなどにも積極的に取り組んでいる病院さまです。

宮野病院HP http://www11.ocn.ne.jp/~miyano/

はじめに:
今までにない電子カルテ

 宮野先生はDr.BoarDの直感的な第一印象をこのように表現してくださいました。
ここでは、そんな宮野先生が、電子カルテ導入の検討からDr.BoarDを選択したポイント、導入後のサポートなどについて語ってくださいました。

はじめに:
今までにない電子カルテ

 宮野先生はDr.BoarDの直感的な第一印象をこのように表現してくださいました。
ここでは、そんな宮野先生が、電子カルテ導入の検討からDr.BoarDを選択したポイント、導入後のサポートなどについて語ってくださいました。

電子カルテを検討された理由:
管理しやすいわかりやすいカルテ作りを求めて

第二診察室でDr.Boardを使用する宮野先生
第二診察室で
Dr.Boardを使用する宮野先生

 まず診療履歴が一目で見れるような、わかりやすいカルテがあればいいなと思ったんです。
 というのも、今までの紙カルテでは、検査や画像診断などのいろいろなデータがカルテのあちらこちらに貼り付けられていて、カルテを見ただけでは病歴がわかりにくい。
 特に主治医の患者さんの場合、どういう病気でどんな治療をしているのかというイメージがなかなか沸きづらいとうのが正直なところでした。
 そこでまずオーダリングの導入を考えました。採血や画像検査データの履歴を一目で見られるものを探しました。

 でも、機能の割にはコストが高かったり、他社のレセコンと接続できなかったりと、なかなかいいものが見つかりませんでした。あれこれ試行錯誤しているうちに、時代が変わり、小規模病院や医院向けの電子カルテが普及し始め、「電子カルテ時代」がやってきたのです。
 これからの時代、検査や画像データだけではなく、診療内容も含めた全ての診療情報を電子カルテで管理できたら便利だと考えるようになりました。

導入の経緯:
これまでの手書き環境を残し、診療が簡単になるシステムを探して

事務室でORCAを操作する事務員様
事務室でORCAを
操作する事務員様

処置室にて、看護師・受付端末の操作をする看護師様
処置室にて、
看護師・受付端末の操作をする看護師様

 今までの診療スタイルをできるだけ変えず、なおかつ効率の良くなるシステムというのが前提でした。
 電子カルテ化を行ったら、手間が増えて効率が落ちたというのでは困ります。
 まず、最初に手がけたのは、血液検査データ、およびレントゲンなどの画像データーの電子化です。
患者さんを前にして、過去の様々な検査データを呼び出せるようになり、時系列を生かした病状説明ができるなど、日常診療の中で患者さんとの関係が大変スムーズになりました。
 そこで次は電子カルテだと。カルテでこれらの画像や検査の情報も含めて、患者さんの日頃の状態を 一元管理できるようになれば、もっと良い信頼関係が結べるのでは、と考えたのです。
 しかし、いざ導入するとなると、いろいろな制約がありました。まず、古くからつとめる看護師の多くは、あまりパソコンに接したことがなく、みんなにパソコン入力によるカルテ記載を強いるのは難しい。入力専門の職員を配置するのでは、必ずしも診療効率が上がらない。電子化をしたために、カルテ記載にかかる時間が倍になったのでは意味がない、といったところです。

 そこでこれまでの「診療スタイルを変えない」、「診療効率を落とさない」という二つに重点をおき、手書き電子カルテシステム「Dr.BoarD」に注目しました。

選択のポイント:
診療スタイルを変えずに、診療の効率化を図れるシステム

 電子カルテというと、患者さんへの情報開示ツールとして注目を浴びるようになった感があります。
「読む人がわかりやすいもの」として活字で診療情報が書かれているものですね。
けれど、実際はマウスやキーボードを使っての入力や複雑な操作などが伴ってきます。
そこにかけるスタッフの労力というものは、ある意味苦痛にも近いものとなります。

運用面でのポイント:
決め手となった柔軟なカスタマイズ

 その点、「手書き」でしたらこれまでの診療スタイルを変える必要がありません。
既存の診療スタイルを継続しながら、かつ情報は電子化して素早く引き出すことができる。
診療スタイルを変えないことと、情報が即座に得られ時間の短縮につながること、この2点が「Dr.BoarD」選択のポイントでした。
 さて、実際に導入を検討する上で、選択のポイントとなったのは次の4点です。

  1. 機能を細かくカスタマイズができる点
  2. ORCAと連動できる点
  3. 既存システムとの連動
  4. 既存ハードの利用

 まず、機能のカスタマイズに関して、特に大手メーカーは「パッケージ」という言葉仕様が決められてしまってる。
他社のオーダリングシステムなども見てみましたが、基幹部分のプログラム本体のカスタマイズは全くと言っていいほど受け付けられませんでした。
メーカー側の勝手な運用を、我々ユーザーに一方的に押しつけられても運用できない。
我々ユーザーサイドが作り上げてきた診療スタイルには、おのずと理由があり、それをただ一つの型にはめられたのでは、かえって効率が落ちてしまう。
 その点、Dr. Board はまず我々ユーザー側の意見に耳を傾けてくれました。
電子カルテを導入することにより、我々が何を目指すのか、どういう点を改善したいのか。
そのためにはどういうシステムが必要なのか。
など、詳細なインタビューの後に、我々の診療スタイルに沿った導入プランを提示してくれました。
 次に、ORCAは蓄積されたさまざまな診療情報を自由に引き出せるという意味で、経営分析にも極めて有効なシステムで、さまざまな医療機関からのフィードバックを元にして日々進歩を続けるレセコンシステムです。
よって、このシステムとも連動可能という点も大きな選択ポイントとなりました。

満足していただいている点:
病院に合わせた導入計画の提案

会計窓口
会計窓口

受付窓口
受付窓口

 さらに、当院の既存システム(検査・画像系データサーバー)との連動、また、これらの既存LANシステムとのソフトウェアの共用が可能という点も、大きな魅力でした。 データサーバー、オーダリング、電子カルテと院内IT化を進めるごとに診察机の周りにパソコンがあふれかえるといった状況では、見た目もすっきりしないし、導入コストも嵩むばかりですから。  我々ユーザー側のペースにあわせて導入計画や開発をすすめてくれるのは大変助かります。 ソフトウェアのカスタマイズについても、「まずは外来から・・・」「次は・・・」という風に、ステップ毎にオーダーメイドに近い柔軟な対応を行ってもらえるのが非常にありがたい。 サポートや要望に対する返答の早さも問題なしです。

 電子カルテの操作も、ペン入力にペンタッチが主で、キーボードによる文章入力など複雑な操作をほとんど必要としないため、当院スタッフからも最初のイメージよりも使いやすいという声があがっています。 導入はしたものの、いつまでも紙カルテとの併用の域を出ないような有名メーカー系のシステムの話も耳にしていた私としては、内心ほっとしています。

今後の計画と展望:
入院患者カルテも含めたフル電子化

診療室前の風景
診療室前の風景

当院のめざす電子カルテ化のステップは
1.外来カルテの電子化:診療情報入力の簡易化
2.外来および入院オーダリングの連携
3.入院カルテ含めた医療情報の「フル電子化」
 段階を追ってこのような形で、さらに診療がスムーズかつ簡易化されることを期待します。
その他に希望する機能としては、診療支援システムでしょうか。
たとえば禁忌薬剤のチェックや、病名に対する一般的な処方例、次におこなうべき検査の提案や、診断基準、医用統計の表示など、一人の患者さんの病歴を元に総合的な医療情報が集約され、日常診療に反映されるような、総合的な医療システムへと発展してほしいと考えています。

最後に:
必要な情報を正確に記録できる電子カルテ 日常医療に携わるスタッフに配慮したシステム

診療室前の風景
診療室前の風景

 「今までにない電子カルテ」これがDr.BoarDを最初に見たときの感想です。とかく、「見やすさ」ばかりがクローズアップされていた従来の電子カルテでは、入力に非常に手間がかかるという大きな問題点がありました。
 「キーボード操作は不慣れなので」と、ベッドサイドで患者さんの訴えをよく聞く看護師でも、カルテ記載は「不安が強い」の一言ですませてしまう。せっかく聞いた患者さんの悩みや心の葛藤が、心の中だけにしまわれる。
 あるいは、看護記録の入力のために一日中パソコンの前にかじりついていて、「ナースコールを押してもすぐにきてくれない」というような自体が現実に起こっている職場もあるようです。
 「カルテは誰のためのものか」と問われると、それは「患者」さんの為のものであることに疑いの余地はありません。 しかし、読みやすく、理解しやすく記入することだけにとらわれて、記録すべき内容乏しくなったり、患者さんに接する時間が短くなったりしたのでは、せっかくの電子カルテも、内容の薄いものになってしまいう。
 その点、Dr.BoarDの場合は、基本的な記録方法が「手書き入力」なので、従来の紙カルテに記載する場合と全く同じ方法で、必要な情報を漏れなく、手間もなく記録できます。

つまり「Dr.BoarD」は、日常診療に携わる我々スタッフに対して配慮したシステムなのだと私には感じられ、「今までにない電子カルテ」という印象を受けたのです。

ドクターボードは、電子カルテシステムをコアに診療所および病院の総合システム構築をめざし、 真の医療改革を実現するために邁進します。

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